症状
細菌性赤痢は高熱と同時に、あるいはやや遅れて腹痛と下痢がはじまります。
とくに、下腹部が痛み、下痢のはじめふつうの水様便ですが、粘液や血液、膿が況じるようになります。1回の排便量が少なく俳泄感が乏しいため、トイレから戻ってもすぐにまた行くことになる「しぶり腹」が特微です。
アメーパ赤痢も同様の腹痛と下痢が主です。発病後2、3日間は軽い発熱をみますが、その後は熱は出ません。また、体重減少や貧血がみられることもあります。
法定伝染病に指定されているため、感染者は伝染病院か隔離病室に入院しなければなりません。
原因
細菌性赤痢は赤痢菌の、アメーバ赤痢は赤痢アメーバという原虫の感染によって発病します。
病人や保菌者の便に含まれていて、ハエやゴキブリなどを介して飲食物に混入し、人の口に入り感染する感染経路が一般的です。
診断・治療
便の顕微鏡検査などで、赤痢菌やアメーバ赤痢の存在を証明します。
細菌生赤痢の治療は抗生物質の内服が主で、加えて安静を保ち、水分や栄賛分を十分に補給します。
一般に2、3日で回復しますが、再発をみたり、症状はなくなっているのに便には赤痢菌が検出されることもあるため、順調な場合でも2?3週間の入院が必要です。
アメーバ赤痢のうち、下痢便に栄養型アメーバが検出されるものに対しては、メトロニダゾール系の薬が効果的です。
予防
海外旅行中は生水や生物を摂取することを極力避けましょう。
細菌性赤痢はアジア諸国に、アメーバ赤痢は熱帯および亜熱帯地方に多く売生する傾向があるので、とくに注意が必要です。
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